6月12日に
天の川を渡ったベガの記録
〜腎不全ベガの場合〜
17歳マンチカン♀
前回はこちら
【2023.6.8】
ベガと眠れぬ夜を過ごした翌日
いつも通り
朝一で主人がベガを
病院へ連れて行きました
すぐに主人からLINEが来て
目の焦点が合ってないので
神経系の病気を疑い
併せて
腎臓の簡易検査もしているとのこと
重大な病気だったら大変なことですが
わたしは、とりあえずホッとしました
一番怖かったのが
これでもなお「なんでもありません」
と言われてしまうこと
なんでもないはずないのに
なにもせず、このまま返されてしまったら
どうしようと思いましたが
検査することがあることに
一安心しました
ほどなくして
再び主人から電話がありました
「入院することになった」
ええっ!
これは想定外でした
主人が丁寧に説明してくれました
腎臓の数値が
異常値まで上がっていたこと
毒が体にまわったことで
ふらついているのかも知れないこと
いつもの点滴と尿道カテーテルを
くり返し、循環させる治療で
数値が落ち着くかも知れないこと
そのためには半日入院となること
先生は「尿毒症」という言葉は
使わなかったそうですが
いわゆる尿毒症の症状だと思います
浅はかな知識ではありますが
尿毒症になるとまずい認識はあり
膀胱炎になったときも
それだけは注意していたのに
やっぱり、すこし前から
トイレの様子がおかしかったのは
ちゃんとおしっこが出ておらず
少しずつすこしずつ体を蝕んでいたんだ
あれだけトイレを観察していたのに
気づけなかった
大きな後悔に落胆しましたが
原因がわかって
治療することがあって
まだ救われました
主人は、そのまま仕事へ向かい
病院がおわるころ
またベガを迎えに行きます
てっきりいつも通り
帰ってくると思っていたので
今日一日ぽっかり
ベガが一日家にいないことなんてないので
ぽっかり
いつもの光景

でも、正直
あのふらふらの状態で帰ってきても
なにもできず
胸が痛むだけなので
ベガには申し訳ないけど
一旦、心が落ち着きました
前日の騒ぎでくったくたで
夜もほぼ眠れず
すこし仮眠もできて
心身共に回復しました
でも、一日病院で過ごす
ベガのことを想うとかわいそうで
どれだけ不安だったことでしょう
いつも、病院へ行っても
主人かわたしの顔を
必死の形相で見つめるしかないベガ
今は、その唯一の救いさえありません
どのような状態で
どんな処置をされていたのか
わかりませんが
長い長い時間だったことでしょう
わたしは、数年前に
人生で初めて手術をしたのですが
お昼前に手術がおわり
翌朝まで起き上がることも
水を飲むことも許されないので
気が狂うほどに長い時間でした
かと言って
テレビやスマホを観る元気はないので
ひたすら天井を見つめ
寝返りをするのみ
やっと一日がおわったかと思えば
今度は生活音さえ消えた
静かで果てしなく続く長い夜(眠れない)
でも、わたしには
どうしてこの状況なのか
そして、必ずおわりが来ることは
わかっていたので耐えられたことです
ベガは、自分が置かれている状況も
またわたしたちに会えるのか
家に帰られるのかさえわからず
そんな不安の中で過ごす時間は
永遠のように長かったことでしょう
お外を眺めることもできない

夕方になって
もうすぐだよ
もうすぐ迎えに行くよ
ベガには届かないけれど
あと2時間、あと30分
今、おとーちゃんが向かってるからね
時計を見ては
カウントダウンをしていました
朝の8時に病院へ行き
お迎えが夜の7時半
家に着いたのが8時
知らない世界で過ごす12時間は
にゃんこにとって
どれほど苦痛だったことか
帰ってきたベガの姿は
痛々しかったですが
そんなことよりも
無事に帰ってきたことがうれしくて
尿道カテーテルを
つけたままだったので
おむつと、お洋服と、エリザベスカラー
見た目は仰々しいですが元気(?)でした

また、ベガも相当うれしかったのでしょう
こんな格好でふらふらしながらも
ジャンプしたり
キッチンまで上がってきました

いつもだったら怒られちゃうけど
好きなだけ遊んでいいよ

ただ、本人は尿道カテーテルなんて
わからないので
なん度もなん度もトイレに行くのが
かわいそうでした
ご経験のある方なら
わかると思うのですが
尿道カテーテルって
不快なんですよね
もちろん
自分で尿を出す必要はないのですが
ずっと残尿感がある状態で
すっきりしないのです
前述のわたしが手術をした際も
自分でトイレに行けるまで
尿道カテーテルを外してくれないので
つらくてもスタスタと歩いて
トイレに行けますアピールをしたほど
ベガは、そんなことわからないので
いつも通りトイレに行き
砂をガサガサして
トイレスタイルをします
本人は、しているつもりなのでしょう
再び砂をかいて出てくるのですが
すっきりしないものだから
またトイレへ…そのくり返しでした
とにもかくにも
原因がわかって
治療をして
ベガも無事に帰ってきた
一晩寝て
また明朝病院です
〜きょうの一枚〜2016.10.31

ふみふみをする子と
しない子がいるらしいですが
ベガはとてもふみふみする子でした
ベガのママや兄弟たちは
まだ生きてるのかな
ベガさんは、わがやで
一生懸命生きてくれましたよ
初回はこちら
次回はこちら
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ベガと眠れぬ夜を過ごした翌日
いつも通り
朝一で主人がベガを
病院へ連れて行きました
すぐに主人からLINEが来て
目の焦点が合ってないので
神経系の病気を疑い
併せて
腎臓の簡易検査もしているとのこと
重大な病気だったら大変なことですが
わたしは、とりあえずホッとしました
一番怖かったのが
これでもなお「なんでもありません」
と言われてしまうこと
なんでもないはずないのに
なにもせず、このまま返されてしまったら
どうしようと思いましたが
検査することがあることに
一安心しました
ほどなくして
再び主人から電話がありました
「入院することになった」
ええっ!
これは想定外でした
主人が丁寧に説明してくれました
腎臓の数値が
異常値まで上がっていたこと
毒が体にまわったことで
ふらついているのかも知れないこと
いつもの点滴と尿道カテーテルを
くり返し、循環させる治療で
数値が落ち着くかも知れないこと
そのためには半日入院となること
先生は「尿毒症」という言葉は
使わなかったそうですが
いわゆる尿毒症の症状だと思います
浅はかな知識ではありますが
尿毒症になるとまずい認識はあり
膀胱炎になったときも
それだけは注意していたのに
やっぱり、すこし前から
トイレの様子がおかしかったのは
ちゃんとおしっこが出ておらず
少しずつすこしずつ体を蝕んでいたんだ
あれだけトイレを観察していたのに
気づけなかった
大きな後悔に落胆しましたが
原因がわかって
治療することがあって
まだ救われました
主人は、そのまま仕事へ向かい
病院がおわるころ
またベガを迎えに行きます
てっきりいつも通り
帰ってくると思っていたので
今日一日ぽっかり
ベガが一日家にいないことなんてないので
ぽっかり
いつもの光景

でも、正直
あのふらふらの状態で帰ってきても
なにもできず
胸が痛むだけなので
ベガには申し訳ないけど
一旦、心が落ち着きました
前日の騒ぎでくったくたで
夜もほぼ眠れず
すこし仮眠もできて
心身共に回復しました
でも、一日病院で過ごす
ベガのことを想うとかわいそうで
どれだけ不安だったことでしょう
いつも、病院へ行っても
主人かわたしの顔を
必死の形相で見つめるしかないベガ
今は、その唯一の救いさえありません
どのような状態で
どんな処置をされていたのか
わかりませんが
長い長い時間だったことでしょう
わたしは、数年前に
人生で初めて手術をしたのですが
お昼前に手術がおわり
翌朝まで起き上がることも
水を飲むことも許されないので
気が狂うほどに長い時間でした
かと言って
テレビやスマホを観る元気はないので
ひたすら天井を見つめ
寝返りをするのみ
やっと一日がおわったかと思えば
今度は生活音さえ消えた
静かで果てしなく続く長い夜(眠れない)
でも、わたしには
どうしてこの状況なのか
そして、必ずおわりが来ることは
わかっていたので耐えられたことです
ベガは、自分が置かれている状況も
またわたしたちに会えるのか
家に帰られるのかさえわからず
そんな不安の中で過ごす時間は
永遠のように長かったことでしょう
お外を眺めることもできない

夕方になって
もうすぐだよ
もうすぐ迎えに行くよ
ベガには届かないけれど
あと2時間、あと30分
今、おとーちゃんが向かってるからね
時計を見ては
カウントダウンをしていました
朝の8時に病院へ行き
お迎えが夜の7時半
家に着いたのが8時
知らない世界で過ごす12時間は
にゃんこにとって
どれほど苦痛だったことか
帰ってきたベガの姿は
痛々しかったですが
そんなことよりも
無事に帰ってきたことがうれしくて
尿道カテーテルを
つけたままだったので
おむつと、お洋服と、エリザベスカラー
見た目は仰々しいですが元気(?)でした

また、ベガも相当うれしかったのでしょう
こんな格好でふらふらしながらも
ジャンプしたり
キッチンまで上がってきました

いつもだったら怒られちゃうけど
好きなだけ遊んでいいよ

ただ、本人は尿道カテーテルなんて
わからないので
なん度もなん度もトイレに行くのが
かわいそうでした
ご経験のある方なら
わかると思うのですが
尿道カテーテルって
不快なんですよね
もちろん
自分で尿を出す必要はないのですが
ずっと残尿感がある状態で
すっきりしないのです
前述のわたしが手術をした際も
自分でトイレに行けるまで
尿道カテーテルを外してくれないので
つらくてもスタスタと歩いて
トイレに行けますアピールをしたほど
ベガは、そんなことわからないので
いつも通りトイレに行き
砂をガサガサして
トイレスタイルをします
本人は、しているつもりなのでしょう
再び砂をかいて出てくるのですが
すっきりしないものだから
またトイレへ…そのくり返しでした
とにもかくにも
原因がわかって
治療をして
ベガも無事に帰ってきた
一晩寝て
また明朝病院です
〜きょうの一枚〜2016.10.31

ふみふみをする子と
しない子がいるらしいですが
ベガはとてもふみふみする子でした
ベガのママや兄弟たちは
まだ生きてるのかな
ベガさんは、わがやで
一生懸命生きてくれましたよ
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