6月12日に
天の川を渡ったベガの記録
〜腎不全ベガの場合〜
17歳マンチカン♀
前回はこちら
【2023.6.16】
葬儀の翌日
「一週間前の今日」は
緊急入院はしたものの
トイレへ行ったり
ジャンプしたりしていたのに…
この一週間で
看取って、葬儀して、火葬して
あんなにふわふわだったのに
手のひらにおさまってしまった

本当の試練はここからです
前日までいっしょに暮らしていた
家族を失うのは初めてなので
悲しいのはもちろん
なんともふしぎな気持ち
あまりいい例えではないですが
テレビやソファがない感じ
あって当たり前のものが
部屋から忽然と消えてしまった感じ
こないだまでここで寝ていたのに
つい最近までここでお水飲んでいたのに
この部屋の中で
ベガが携わっていないものなんてないので
なにを見ても思い出すのはベガのことばかり
17年という年月はあまりに長過ぎて
しかも、ベガ中心の生活だったので
ベガがいることが体に染み付いていましたから
ベガが来る前はどうやって
生活していたのか思い出せません
鍋敷をベガが落とすので
冷蔵庫の上の方に掛けるようにしたため
当初は「変なのっ」と思っていましたが
これに慣れてしまって未だにここが定位置です

つい、ドアの開閉を気をつけたり
ベガを踏まないよう歩く習慣があったので
うっかり歩き出してしまって
ギクっとなったり
大きな音を出さないようにも
気をつけていたので
物を落としたり
思わぬテレビの音量が大きかったりすると
「あ、ベガごめんね」とベガの姿を探したり
半年経った今でも
まだその習慣が
抜け切れていないくらいなので
当時は、いちいち「あ…」と
シュンとしてしまいました
まだ「いる」んですよね
実際にはいないのだけれど
ずっといるていで動いていたので
いきなりはいなくならないです
まだ、視界の端にはベガが見えるし
生活音が、ベガが発する音に
聞こえてしまったり
ベガの足音、伸びやあくびをする音
なん度も振り返ったりしました

家の中もつらかったけれど
外出してしまうと
ベガがいないことを忘れてしまうので
「早く帰らないとベガ…あっ」と
帰ったところで
待ってる人なんておらず
思えば、17年間わたしには
帰れば必ず待っている存在があったんだなと
ベガは待つことが多い人生だったね
ごめんね

日用品はいつもホームセンターで
買い出しをするのですが
一番最後がペットコーナーで
つい足がそちらへ向いてしまったり
いつもスマホの買物リストの最後に
一番重要なベガの物を買い忘れないよう
「ベガ」と入力してあったのですが
それを消さなきゃならず
金曜日はベガの爪を切ったり
ブラッシングしたり
ベガのケアデーだったので
金曜日のTO DOリストにも
あらかじめ「ベガ」と入力してあったのですが
それも消さなくてはならず

消すのがつらいなら
消さなければ?て感じですが
もう必要でなくなった
「ベガ」という文字を目にする度に
それはそれでつらいので消しました
スマホの待受も変えないと
外出先でわたしになにかあったときのために
「家ににゃんこがいます」
という待受にしていたのですが
変えないと
いないにゃんこを探すことになってしまう
これを機に
待受もPCのアイコンも
ぜんぶぜんぶ
遺影にしたベガの画像にしました
一日になん回も見るものなので
その度にせつなくなったりもするのですが
イライラしているときや忙しいとき
ポンッとベガの姿が現れると
いったん「ホッ」と落ち着ける存在です
毎朝「おはよう」とベガに声を掛けながら
カーテンを開けて
神棚に手を合わせた後
お線香をあげて話しかけるのが日課です

こうやって文字にすると
大したことではないですが
当時は、血の涙を流す思いで
一つひとつクリアしていきました
あと、毎週土曜日は
主人と家中の掃除を
するのがルーティンなのですが
わたしは主にベガ担当だったので
やることがなくなってしまって
ボーっとすることが多くなり
主人の担当を少し分けてもらったけれど
17年間のルーティンが抜けきれず
次になにをしたらいいのかわからず
やっぱりボーッとしたり
手順を間違えてしまったり
最近、ようやくスムーズに動けるようになりました
5年前の記事ですが
今もだいたいこんな手順
こんないい大人が
絶対あるはずないのに
どうしてもベガに会いたくて
「神様一瞬でいいからベガに会わせてください」
と泣き叫んでみたり
すると、ベガがだいすきだった
窓際のカーテンがふわっと
動いて一瞬ギョッとしたり(エアコンでした)
まったくなにやっているんでしょうねえ
ベガを亡くしてすぐ次…
なんて考えはありませんでしたが
にゃんこがいない生活が恋しくて恋しくて
つい、いつもはまったく見ない
草むらや道の端をチラチラ
見てしまうクセがついてしまいました
手を差し伸べてあげなくてはいけない
にゃんこがいたら
それはもう仕方ありません
助けてあげなくては
でも、わがやの近隣には
そういったにゃんこはいません
それはいいことです
ペットショップもきらいなので
もう5ヶ月も生もふもふを見てない
〜きょうの一枚〜2021.12.7

最近、急に寒くなったので
床暖をつけ始めました
床暖がだいすきだったベガ
まだ床が温まっていないのに
どうやって察知しているのか
上にいてもすぐ床まで降りてきます
こんな格好で転がっていたので
「い…生きてる?」と、息しているか
よくお腹を確認していました
ベガがいるとちょっと寒いくらいでも
床暖をつけていましたが
いないと、ついがまんしてしまう
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葬儀の翌日
「一週間前の今日」は
緊急入院はしたものの
トイレへ行ったり
ジャンプしたりしていたのに…
この一週間で
看取って、葬儀して、火葬して
あんなにふわふわだったのに
手のひらにおさまってしまった

本当の試練はここからです
前日までいっしょに暮らしていた
家族を失うのは初めてなので
悲しいのはもちろん
なんともふしぎな気持ち
あまりいい例えではないですが
テレビやソファがない感じ
あって当たり前のものが
部屋から忽然と消えてしまった感じ
こないだまでここで寝ていたのに
つい最近までここでお水飲んでいたのに
この部屋の中で
ベガが携わっていないものなんてないので
なにを見ても思い出すのはベガのことばかり
17年という年月はあまりに長過ぎて
しかも、ベガ中心の生活だったので
ベガがいることが体に染み付いていましたから
ベガが来る前はどうやって
生活していたのか思い出せません
鍋敷をベガが落とすので
冷蔵庫の上の方に掛けるようにしたため
当初は「変なのっ」と思っていましたが
これに慣れてしまって未だにここが定位置です

つい、ドアの開閉を気をつけたり
ベガを踏まないよう歩く習慣があったので
うっかり歩き出してしまって
ギクっとなったり
大きな音を出さないようにも
気をつけていたので
物を落としたり
思わぬテレビの音量が大きかったりすると
「あ、ベガごめんね」とベガの姿を探したり
半年経った今でも
まだその習慣が
抜け切れていないくらいなので
当時は、いちいち「あ…」と
シュンとしてしまいました
まだ「いる」んですよね
実際にはいないのだけれど
ずっといるていで動いていたので
いきなりはいなくならないです
まだ、視界の端にはベガが見えるし
生活音が、ベガが発する音に
聞こえてしまったり
ベガの足音、伸びやあくびをする音
なん度も振り返ったりしました

家の中もつらかったけれど
外出してしまうと
ベガがいないことを忘れてしまうので
「早く帰らないとベガ…あっ」と
帰ったところで
待ってる人なんておらず
思えば、17年間わたしには
帰れば必ず待っている存在があったんだなと
ベガは待つことが多い人生だったね
ごめんね

日用品はいつもホームセンターで
買い出しをするのですが
一番最後がペットコーナーで
つい足がそちらへ向いてしまったり
いつもスマホの買物リストの最後に
一番重要なベガの物を買い忘れないよう
「ベガ」と入力してあったのですが
それを消さなきゃならず
金曜日はベガの爪を切ったり
ブラッシングしたり
ベガのケアデーだったので
金曜日のTO DOリストにも
あらかじめ「ベガ」と入力してあったのですが
それも消さなくてはならず

消すのがつらいなら
消さなければ?て感じですが
もう必要でなくなった
「ベガ」という文字を目にする度に
それはそれでつらいので消しました
スマホの待受も変えないと
外出先でわたしになにかあったときのために
「家ににゃんこがいます」
という待受にしていたのですが
変えないと
いないにゃんこを探すことになってしまう
これを機に
待受もPCのアイコンも
ぜんぶぜんぶ
遺影にしたベガの画像にしました
一日になん回も見るものなので
その度にせつなくなったりもするのですが
イライラしているときや忙しいとき
ポンッとベガの姿が現れると
いったん「ホッ」と落ち着ける存在です
毎朝「おはよう」とベガに声を掛けながら
カーテンを開けて
神棚に手を合わせた後
お線香をあげて話しかけるのが日課です

こうやって文字にすると
大したことではないですが
当時は、血の涙を流す思いで
一つひとつクリアしていきました
あと、毎週土曜日は
主人と家中の掃除を
するのがルーティンなのですが
わたしは主にベガ担当だったので
やることがなくなってしまって
ボーっとすることが多くなり
主人の担当を少し分けてもらったけれど
17年間のルーティンが抜けきれず
次になにをしたらいいのかわからず
やっぱりボーッとしたり
手順を間違えてしまったり
最近、ようやくスムーズに動けるようになりました
5年前の記事ですが
今もだいたいこんな手順
こんないい大人が
絶対あるはずないのに
どうしてもベガに会いたくて
「神様一瞬でいいからベガに会わせてください」
と泣き叫んでみたり
すると、ベガがだいすきだった
窓際のカーテンがふわっと
動いて一瞬ギョッとしたり(エアコンでした)
まったくなにやっているんでしょうねえ
ベガを亡くしてすぐ次…
なんて考えはありませんでしたが
にゃんこがいない生活が恋しくて恋しくて
つい、いつもはまったく見ない
草むらや道の端をチラチラ
見てしまうクセがついてしまいました
手を差し伸べてあげなくてはいけない
にゃんこがいたら
それはもう仕方ありません
助けてあげなくては
でも、わがやの近隣には
そういったにゃんこはいません
それはいいことです
ペットショップもきらいなので
もう5ヶ月も生もふもふを見てない
〜きょうの一枚〜2021.12.7

最近、急に寒くなったので
床暖をつけ始めました
床暖がだいすきだったベガ
まだ床が温まっていないのに
どうやって察知しているのか
上にいてもすぐ床まで降りてきます
こんな格好で転がっていたので
「い…生きてる?」と、息しているか
よくお腹を確認していました
ベガがいるとちょっと寒いくらいでも
床暖をつけていましたが
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