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タグ:大学病院

40代で白内障手術を受けて遠くも近くも見えるようになったよというお話前話はこちら <略歴>10代:視力低下20代:メガネ&コンタクト30代:レーシック手術40代:白内障手術(多焦点レンズのレンティス)【2023.4】某有名大学病院で手痛い仕打ちを受けてから一ヶ月そのときよ ... 続きを読む
40代で白内障手術を受けて

遠くも近くも見えるようになったよ

というお話




前話はこちら

<略歴>
10代:視力低下
20代:メガネ&コンタクト
30代:レーシック手術
40代:白内障手術(多焦点レンズのレンティス)




【2023.4】




某有名大学病院で

手痛い仕打ちを受けてから一ヶ月

そのときより更に重い足どりで

同じ大学病院の眼科へ




今度の先生はまともでありますように




祈るような気持ちで診察室へ

もちろん病院は混んでいますから

なるべく端的に質問をしたのですが

それはもう丁寧に説明してくださり




かなり時間をかけてくださいました

どんな手術なのか、レンズの種類、見え方…

レーシック経験者の場合のリスク

疑問をきれいに払拭してくださいました




よかったーまともな先生!
わたしのハードルかなり下がってます




ただ、いざ最終段階となったとき

なんか話が噛み合わないことに気づきました

わたしは、できればメガネなしの生活がしたい

でも、先生はメガネありきの話をする
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なんで?…よくよく聞いたら

白内障になっている右目しか手術しないとのこと

よって、左目の視力に合わせるから

つまりは「白いもやもやを取り除くだけの手術」




例えばですが…

左目(白内障ではない)が視力0.1だったら
右目も0.1くらいに合わせて白内障の手術をして
将来、左目も白内障になったとしても
視力0.1くらいにしかできないということ

せっかく手術をするのになんか損じゃないですか?





待って待って

わたしの要望聞いてました?

両目を手術してかつ

視力を上げるんだって話




病院側にはまったく伝わっていませんでした

大学病院としては「悪いものを取り除く」

ことが最優先であり

それ以上の「攻めた医療」はしない方針みたいです




その「攻めた」は前回の女医もしきりに使っていました

そもそもレーシック自体が医療行為ではないし

「そういうことは攻めた眼科へどうぞ」

みたいな言い方をしてました




病気でもない左目にメスを入れることは

しないんですね

先生が「どうしてもやりたいなら相談してみるけど…」

と、おっしゃってくださいましたが




いやいやいや

そんな経緯もないのに

「やってみるけどう〜?」なんて怖過ぎる

ここで、この病院とは御破算です




この先生は悪くないです

病院の方針とわたしの要望が

合わなかっただけ

でも、前回の女医が説明してくれていれば




二度も無駄足を踏むこともなかったし

手術をするための検査や

そのお代も支払わずに済み

この一ヶ月間、先に進めたかも知れないのに…
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今思い返しても腹立たしいですが

「ひとつ勉強になった」と

割り切るしかないです

ただ、ここで心が折れてしまいました




2ヶ月近く費やして

また振り出しに戻ってしまった

わたしにしては早い行動をとったのに

まだ病院さえ決まっていない




唯一、母の白内障の方は順調で

手術の日にちも5月早々に決まり

よかった…と思う反面

スタートは同じだったのに…




この違いに落ち込んでしまい

ここから先に進むモチベーションがなく

紹介状もなくなったし

つてもないし、あてもない




きっと、一旦休止する

言い訳が欲しかったのでしょう

まだまだ元気だったベガを目の前にして

「ベガに万一のことがあったらまた考えよう」




なん年も先のことをイメージして

思ったことですが

意外にも、その日は早くに

やってきてしまうのでした




※画像はすべて会員制の「写真素材」より




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40代で白内障手術を受けて

遠くも近くも見えるようになったよ

というお話




前話はこちら

<略歴>
10代:視力低下
20代:メガネ&コンタクト
30代:レーシック手術
40代:白内障手術(多焦点レンズのレンティス)




【2023.3.14】




白内障と診断されてから2年後

再び同じ眼科を訪れました




その2年の間に

母も白内障と診断されました

でも、父の看病があるので

手術は保留にしていました




そして、2月に他界した父のことが

いろいろと落ち着き

手術に向けて始動していたので

わたしもここがタイミングだと思いました




それ以外にも

もうその頃にはいよいよ

視力が落ちて生活しづらかったのと

ベガが大事になる前に…と
(定期的に通院しているころでした)




こういうことって背中を押されないと

なかなか前へ進めませんが

父、母、ベガ…と、

一気にそのタイミングでした




その眼科の先生はとても優秀な方ですが

手術をできる病院ではないので

再び検査と簡単な説明と

紹介状を書いていただきました




まだ若いので踏み切れないわたしに

先生がおっしゃった言葉




「今は、視力矯正のために

白内障手術をする若い方もいるし

レンズもいろいろあるし

手術前に病院が詳しく教えてくれますよ」




もうこれが、最後の最後の

希望に満ちた最高の後押しでした




意気揚々と主人に相談し

近所にある超一流大学病院に決めました

近いとなにかと便利だし

一度診察券をつくっておけば将来安泰だし




これが間違いでした




その月のうちに予約し

総合で受付をし

眼科でざっと検査をした後

一度、問診となりました
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やや若めの女医で

終始、高圧的な態度が気になりましたが

2、3質疑応答があった後

もっと詳しい検査へ




これまでにもなん度か

詳しい検査はやりましたが

きっと大学病院の最新のなんちゃらの

なんちゃら検査とか画像とかたくさん




や、やっとおわった…

わたしとしてはここからが本題

ようやっと先生に質問し

疑問を解消し、先へ進める




先生にお手間をとらせないよう

質問は簡潔に整理し

シミュレーションまでしてあったのに

2、3質問したところで




「たくさん患者さんが待っているので」




わが耳を疑いました

わたしが話した時間なんて

5分にも満たないくらいですよ

しかも、ため息混じりに言われました




「他にも病院あるしネットで調べて

手術する気になったら来てください」




とまで言われました

紹介状を書いてくれた眼科で

「詳しく教えてくれますよ」

とは、なんだったのか…




手術をするかどうするかを決めるために

その疑問や不安を解消するために

行ったのに

迷っているうちは来るなってことです
実際、レーシックを受けてない
高齢の方の白内障手術だったら
こんな難しい話ではありません
どのレンズにするか迷うくらい




別に命に関わる大手術でもないし

わたしが人生のタイミングを見計らって

ハードルの高い大学病院へ来たことなんかより

早くランチすることのほうが大事ですよね




「わたし今月いっぱいで異動なんで〜

次の予約はどうしますぅ?」




ああ、なるほど

だからやる気なかったのか

これ幸い

こんな病院やめたいところですが




ここに持ってくるまでに

紹介状、検査、時間、お金…

それらがすべてパーになり

またゼロからのスタートになってしまう




「ああ、それならよかった

”今度はちゃんとした先生で”

予約しておいてください」




次の予約は早くても一ヶ月先なので

行くかどうかはさておき

このままでは引き下がれない

吐き捨てるように言って診察室から出ました
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看護師さんが

その後の検査の説明をしてましたが

血液検査とレントゲンと

あとなんだったかな




なんか手術をするための

健康診断みたいなことされて

まだ手術するって決めてもないのに

9,000円だけとられました




その夜、主人に話したら

その足で病院へ殴り込むくらいの

勢いだったので

それを制して、翌日病院へ電話しました




気が重かったけれど

主人が「絶対相談窓口とかあるから」

というので、病院の代表番号へ電話したら

あっさり相談窓口とやらに繋いでくれました




電話口に出たのは

ふだん病院の出入口で

サポートをされている看護師さんで

拍子抜けするくらい穏やかな方でした




わたしの話を「うん、うん」と

丁寧に聞いてくださり

途中泣いてしまったわたしを

慰めてくださり




謝罪をした上で

「次回の先生はちゃんとした方ですし

その件はしっかりお伝えしておきますから

ご安心していらしてください」…と




正直、病院に対しての不信感は

拭えないけれど

最後は「ありがとうございました」

とお礼が出るほど気分が落ち着きました




女医のことは徹底的に調べ上げ

名指しで口コミに書き込みしました

もちろん、わたしの素性も明かして

そして、看護師さんの素晴らしい対応のことも




このときが昨年の3月




まだなにも進んでいなくて

年内にはすっきりしているだなんて

夢にも思えないくらい

悶々とした日々でした




※画像はすべて会員制の「写真素材」より




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