うつくしく ていねいに 暮らす

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タグ:猫の病気

ある日突然膀胱炎になったベガケロッと治ったと書いていますが実際には病院で治療したし人間も努力したしなによりベガ本人が本当によくがんばりました ベガが苦しんでいるときいろいろ検索して不安になったりもしたのですがとても励みになったのでわがやの備忘録も兼ね世の中 ... 続きを読む
ある日突然

膀胱炎になったベガ




ケロッと治ったと書いていますが
実際には病院で治療したし
人間も努力したし
なによりベガ本人が本当によくがんばりました






ベガが苦しんでいるとき

いろいろ検索して

不安になったりもしたのですが

とても励みになったので




わがやの備忘録も兼ね

世の中のねこさんの

お役に立てればと

ベガの例を共有させていただきます




少々長くなるので

重要なところは赤字大文字にしてあります

そこだけでも拾い読みしてくださると

ご参考になるかと思います




途中、血尿と血餅の画像を出します
(参考になるので)

そこまでグロくはないですが

苦手は方はここでお止めください





ベガは今
腎不全で通院しています

そのときから病院のことや
ごはんのことを記録しているので
膀胱炎になったときのことも
克明に記録しています




4月5日の記録
20230405
この日はいつもより食欲旺盛で
(ちょっと偏食気味なのは
太らせるため、治療のためです)
ご機嫌だったくらいなのに(わたしが)
そのときは突然やってきました




ベガはむかしから

うんちは二日に一度でした

その日は、朝しているのに

夜もまたしたので「え?」と異変を感じました




直後、ずっとトイレでおしっこスタイル

ようやく出てきた

そのおしっこ跡がピンク色でした

生まれて初めての血尿です




翌日たまたま病院の日だったので

持って行くために、主人がすぐ

その砂をビニール袋におさめましたが

写真に撮るといいとネットに書いてありました




出が悪いのか
なん度も血尿を出したので
写真にも撮りました
血尿
一番グロくないものなので
もっと広範囲でも出しています




猫が血尿をしたら写真に撮る




ベガの様子はいつも通りで

食欲もあるし

就寝前のごはんも食べ

いっしょにリビングで寝ました
今までは主人とわたしとベガの3人で
寝室で寝ていたのですが
ベガをリビングに居させたい理由があり
今は、主人とわたし交代でリビングで寝ています




ここから悲劇が始まりました




早朝4:00

リビングに二つあるトイレを

永遠にベガが行ったり来たり

ガサガサするけど、おしっこは出ず




ベガはふだん滅多に鳴かないのですが

時折、悲しそうな声で鳴きます

わたしは心の中で祈りながら

おしっこ音に聞き耳を立てました




しかし、それが聞こえることはなく

ベガもわたしも起床時間の6時まで

一睡もできず

そのまま夜が明けました




大きい方のトイレ
大
ふだんから飼い猫のおしっこの
一回の量や色を観察しておくことが大切ですね
いや当たり前ですよね
当たり前…わがやはあまり(把握してなかった)





小さい方のトイレ
小
やっぱり大きい方のトイレが
お気に入りみたいです
トイレや猫砂を好みのものに
してあげるのも病気予防に大切です





夜が明けるのがこんなに待ち遠しいのは

初めてだったかも知れません

いつもは憂鬱な病院も

この日は一刻も早く連れて行きたい




ベガも「こいつらがなんとかしてくれる」

とでも思ったのか

いつもよりも喜びのしっぽが

ぶるぶるでした




おなかパンパンだったろうに…




4月6日の記録
20230406病院の記録
朝8時に病院へ行き
尿道カテーテルでおしっこを抜いてもらい
エコーとレントゲンを撮りました
※下の4行は、地獄の2時間の記録です




猫は決して
おしっこを溜められる
体質ではありません




トイレにこだわりの強いねこさんは

おしっこをがまんすることも多いですが

人間と同じ、おしっこを出せないのは

つらいのです




猫がおしっこできないとき
飼い主ができる応急処置はありません





猫がおしっこを出せなかったら
まずは病院で抜いてもらってください




そして、検査と治療を
受けてください





ベガの場合は

その抜いたおしっこを検査へ出し

エコーを撮った際に異物が見えたので

さらにレントゲンを撮りました




おしっこが出ないのは

尿道が炎症を起こし腫れて

狭くなっている可能性があるので

抗生剤を点滴してもらいました




病院から帰宅後の記録
20230406帰宅後の記録
幸せだったのは帰宅してほんの束の間
本当の地獄はここからでした
自分が病気したときよりも
どんなつらい出来事よりも
苦しい数時間でした




ベガは、抗生剤の他に

いつもの点滴も打ってもらいました

それは、利尿作用があるので

「いやなんで先生打ったし!」と思いましたが




腎臓病も膀胱炎の治療も特効薬はなく

とにかくおしっこをさせて

循環させることが大切なんだそうです




抗生剤がどれくらい

即効性があるのかはわかりませんが

まだちゃんとおしっこが出ないのに

どんどんおしっこがしたくなる状態です




また、トイレをガサガサの繰り返しです

疲れて果て

寝る体制もとるのですが

1分同じところにいられません




そりゃそうですよね

わたしはコーヒーやビールがだいすきで

年々トイレが近くなっているのもあり

あの猛烈な尿意でじっとなんてしていられません




「いっそのこと寝て忘れてくれ」

と願うのですが

そんな尿意で眠れるわけないですよね




そのうち食欲もなくなり

嘔吐までし始めました

膀胱炎が直接の原因ではないですが

人間もトイレできないと

気持ち悪くなったりしますよね




画像は元気になった後のものです
IMG_4551





その間も

ずっとベガは自分のお尻を舐め続けます

母猫が、まだ自分でおしっこできない子猫の

お尻を舐めて促す行為




ベガは子供を産んだこともなければ

育てたこともありません

ほんとに動物の本能には感心します

そして、ついに自分で突破口を開きました




ラグに大きな血の塊と

割とまとまったおしっこの跡がありました

それまでにも多少の血の塊が

トイレに残っていましたが明らかに大きな塊




血の塊は血餅(けっぺい)と言うのだそうです
これは控え目な血餅ですが
ラグに残っていたのは何倍も大きいもの
血餅
本当にもちもちっとしていて
尿道を塞いでしまうのも納得です
ちなみに、本来はメス猫は
血餅はできにくいんだそう




ベガの名誉のために

今まで一度も粗相をしたことはありません

血餅を出した瞬間を見たわけではありませんが

おそらく、大きな血餅が「すぽん」と抜けて

おしっこが「ダー」と流れ出たと想像しています




抗生剤が効いてきたのもあるかも知れませんが

ベガは自分で克服したのです

その後は、明らかに楽そうでした

お水を飲んだりごはんを食べたり

やっと少し眠ったようです




就寝前にも大きな血餅を出して

その日はいつも通り眠れたようです

そして翌日も来院するよう言われていたので

朝イチで病院へ行ってきました




2023年4月7日の記録①(病院)
20230407病院の記録
病院での記録です
異物が見えなくなっていたので
「恐らく膀胱炎でしょう」
という先生の診断でした




膀胱炎の3大理由

・フードや環境の変化
・ストレス
・細菌性





引越しの後に多いそうです

後は、同居猫が増えたとか

トイレや猫砂を変えたとか

ねこさんは変化を嫌うので

思い当たることはいろいろありそうです




ベガは尿の検査の結果

細菌性はなかったのですが

フードも環境の変化もストレスも

ぜんぶ当てはまる!




12月から腎臓の治療で

かなりの頻度で通院しているので

それはもう相当なストレスでしょう

ごはんのあげ方や寝る場所も変わりました
既出の通り寝室からリビングに変わりました




2023年4月7日の記録②(自宅)
20230407
この日も抗生剤を打ってもらいましたが
前の晩に血餅が抜けてからは
もう絶好調で「おしっこ」にびっくりマークを
付けてしまうくらい大喜びでした(わたしが)




ベガがトイレに入っては

遠目に様子を観察し

おしっこの跡を見つけたり

シートを見てよろこんだり




前の晩に自力で血餅を抜いてからは

本当に絶好調で

トイレを行ったり来たりすることもなく

血尿も一回もありませんでした




ただ、もう一度だけ異物が

本当に消えたのか確認のため

近日来院するよう言われており

中一日で三たび病院へ行きました




念の為
粉薬の抗生剤もいただいたのですが
ちゅ〜るに混ぜても
まったく口にしてくれませんでした

IMG_1487
薬を飲んでくれない
ねこさんは多いそうなので
薬をあげたことがない場合は
点滴で打ってもらった方が確実です





2023年4月9日の記録
20230409
膀胱にあるおしっこの量によって
当然、膀胱の大きさ形が変わり
エコーの見え方がちがうので
念の為の検査でした




なん度も丁寧に診てくださり

やっぱり異物は消えているとのことで

自宅での様子も加えて

「おそらく」




「膀胱炎になったことにより

内壁が剥がれ(それが異物の正体)

血餅となり尿道を塞いだ」

これがベガの場合の原因でした




今はすっかり元気ですが

膀胱炎はクセになると聞きますから

今後も気をつけなければなりません




最後に

もしねこさんがおしっこをしなくても

1〜2日くらいでは

尿毒症にはならないそうですが




尿毒症以前に
おしっこを出せないことによって
体調不良になることがあるので
ぐったりしている場合は一刻を争います





先に述べましたように

ねこさんだって物理的につらいのと

「様子を見たことによって後悔することになった」

というコメントをたくさん見ました




人間だったら大したことないことも

ねこのように小さな体だと

命取りになることがあります




小動物、しかもベガは高齢なので

こんなことがあると

もう難しいんじゃないかと思いましたが

そんなことはありませんでした




特にねこさんは病院嫌いの子が多いので

なるべく病院には

連れて行きたくない考えでしたが

病院に行けば救える可能性がある




わたしが言うまでもないですが

信頼できる動物のお医者さんと

夜間でもやっている救急病院

この二つは最低抑えておきたいですね




すっかり元気ににゃりました
IMG_4543





いろいろ参考になります
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